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米国ゼネラル・モーターズ(GM)が、2025年モデルのキャデラックLYRIQにおいて、取扱説明書の誤表記を理由に10,643台のリコールを発表しました。
<リコールの背景>
* 米国道路交通安全局(NHTSA)の発表によると、問題となったのは後部外側ヘッドレストに関する説明の誤りです。
* 取扱説明書に記載されたイラストと説明が実際の車両と異なっており、連邦自動車安全基準(FMVSS)第202号に適合しないことが判明しました。
* この誤表記により、ヘッドレストの調整が不適切になる可能性があり、衝突時の乗員の安全性が損なわれる恐れがあります。
GMは、対象となる車両の所有者に対し、正しいイラストと説明が記載された取扱説明書の挿入物を無償で送付します。
今回のリコールは、GMが安全基準を遵守し、顧客の安全を最優先に考えていることの表れといえます。25/04/02 08:44:21
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メルセデス・ベンツが、中国国内で販売した電気自動車「EQA」と「EQB」の合計12,308台をリコールすると発表しました。バッテリーに発火の危険性があることが原因です。
* 対象車種:メルセデス・ベンツ「EQA」と「EQB」
* 対象台数:12,308台
* 製造期間:2021年4月1日から2023年10月31日
* 原因:高圧バッテリーの製造過程におけるばらつきと、バッテリー管理システムのソフトウェア制御の問題
* 影響:バッテリーセル内で短絡が発生し、車両火災につながる可能性
メルセデス・ベンツは、安全性確保のため、対象車両のバッテリー管理システムソフトウェアを改善します。リコール作業は、中国国内のメルセデス・ベンツ正規販売店で実施されます。
リコール作業が完了するまで、メルセデス・ベンツは対象車両の充電制限を80%以下に設定するようユーザーに呼びかけています。
メルセデス・ベンツは、過去にも中国国内でEQシリーズのリコールを実施しています。2024年6月には、走行中に車両が電力を失うリスクがあるとして、「EQS SUV」と「EQE SUV」の2,380台をリコールしました。
今回のリコールは、電気自動車のバッテリーに関する安全性の問題が依然として存在することを示しています。メルセデス・ベンツは、再発防止に向けて品質管理体制の強化に取り組むことが求められます。25/03/31 10:41:50
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アメリカ合衆国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、ホンダがアメリカ国内で販売した約221万台の車両について、エンジンの不具合に関する本格的な調査を開始したと発表しました。この不具合が確認された場合、大規模なリコールに発展する可能性があります。
調査対象となるのは、2018年から2025年式の「オデッセイ」や2016年から2025年式の「パイロット」を含む計6車種です。NHTSAによると、アイドリングストップ後のエンジン再始動ができない事例が1348件報告されており、負傷者が出た事故も2件発生しています。
ホンダは、日本国内では同様の事例は確認されていないと発表しています。しかし、アメリカ国内では、過去にもホンダ車のリコールが発生しており、燃料ポンプの不具合による火災のリスクや、自動ブレーキの不具合に関する調査も行われています。
今回のエンジン不具合に関する調査は、まだ初期段階であり、今後の調査結果によっては、対象車種の拡大や、日本国内でのリコールに繋がる可能性も考えられます。25/03/31 10:37:41
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日産自動車は、「ニッサンMT キックス」に搭載されているリチウムイオンバッテリーコントローラーに不具合があり、走行不能に至るおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
* 対象車種:「ニッサンMT キックス」
* 不具合の内容:リチウムイオンバッテリーコントローラーの制御プログラムが不適切なため、バッテリー充電状態を正確に把握できなくなることがある。
* 不具合による影響:
* メーターに表示されるバッテリー残量計が、増減を繰り返す。
* そのまま走行を続けると、e-POWERシステム警告灯が点灯する。
* 最悪の場合、バッテリー残量不足と誤判定され、駆動用モーターへの出力が停止し、走行不能に至るおそれがある。
* 改善措置:全車両、リチウムイオンバッテリーコントローラーの制御プログラム部番を確認し、対象のものは対策プログラムに書き換える。
今回のリコールは、走行中の安全に関わる重要な情報です。対象車両に乗っている方は、日産自動車の指示に従い、適切な対応による安全安心の確保が必要です。25/03/28 13:57:46
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米国において、フェラーリのブレーキシステム欠陥を巡り、訴訟問題に発展する事態となっています。
<経緯>
* 発端は、ニュージャージー州のフェラーリ488GTBの所有者が、ブレーキの不具合により車両が自宅の池に転落した事故でした。
* この事故をきっかけに、フェラーリに対する損害賠償訴訟が提起され、同様の被害を訴える他のオーナーも加わり、訴訟へと発展しました。
* オーナーたちは、フェラーリが過去に2度のリコールを実施したにもかかわらず、ブレーキマスターシリンダーとブースター間のシールからの液体漏れ問題が解決されていないと主張しています。
<フェラーリ側の主張>
* フェラーリ側は、リザーバーキャップの交換とソフトウェアのアップデートにより、問題は解決済みであると主張しています。
今回の問題は、単なる部品の欠陥にとどまらず、フェラーリという高級ブランドの信頼性に影響を与える可能性があり、今後の動向が注目されます。25/03/27 09:36:52